弊社は5年前に冷凍マウス工場での悪臭により一度事業の断念をしております。
マウスの数が増えるにつれて毎日交換しても日々増えて行く強烈なアンモニアの悪臭に悩まされ事業の存続を断念いたしました。
ですが現在のエキゾチックアニマルブームで冷凍餌の需要と供給バランスが崩れ価格帯も高騰化する中で再度冷凍マウス事業に挑戦しようと考えましたが、強烈なアンモニア臭をどうにかしないと近隣からの苦情により失敗は目に見えていました。
従来のマウス繁殖方式の根底から考え直し科学と工学の分野から問題点解決に取り組み
3年と言う時間を使いマウスには全く影響は無く育成ケージの中でマウスが糞尿を出した時点で糞尿がケージより消滅する飼育設備そのものを考案し新しい方式の特殊技術に到達いたしました。
これによりマウスが育成過程で糞尿に触れることがなく、何処よりも限りなく衛生的な冷凍マウスを生産出来る事を確立いたしました。
設備を考案し保健所への立ち入り検査の際は非常に厳しいものでした。その時点でのデモ工場のマウスの数は8000匹2ヶ月間無清掃での立ち入り検査でアンモニア臭があれば許可は出ないとの事でした。
無清掃の2ヶ月が過ぎ立ち入り検査の際、マウス工場より普通のペットショップの方が臭いと設備を評価していただき、デモ工場から小型工場へと移行し現在10000匹超えでの生産に移行していますが まったく生産が追い付かず 完全無臭の大型工場の建設が決まりました。
弊社では今後も新鮮な冷凍餌を安定供給できるよう社員一同努力いたします。